この記事の要点
- まばたきは、涙を目の表面に広げて保護する働きがあります。画面を見続けるとまばたきが減り、乾きや疲れにつながることがあります。
- 日本眼科学会は、ドライアイでは「目がかわく」だけでなく、かすみ、まぶしさ、疲れ、痛み、ゴロゴロ感、充血、涙が出るなどの症状があると説明しています。
- 長時間画面を見ること、低湿度、エアコン下、送風、コンタクトレンズ装用は、ドライアイの危険因子として挙げられています。
- 厚生労働省の情報機器作業ガイドラインでは、一連続作業時間を1時間以内にし、10分から15分の作業休止時間と小休止を設けることが示されています。
- 視力改善アイケアサロンは医療機関ではなく、診断・治療・視力検査・眼圧検査・視力改善の保証を行いません。運営主体は店舗情報サービス株式会社、更新日は2026年8月12日です。
結論から言うと、PCやスマホ中に「まばたきが少ないかも」と感じる人は、まず画面作業を区切り、目を閉じる時間を作り、乾きや見え方の変化が続く場合は眼科へ相談する、という順番で考えます。まばたき不足そのものを病名のように扱ったり、サロンケアで治ると考えたりしないことが大切です。
この記事でいう目元ケアは、目を閉じて休む、画面から離れる、空調や画面位置を見直す、首や肩の力を抜くなどの日常的な休息とリラクゼーションを指します。ドライアイや眼精疲労の診断、治療、視力改善を意味するものではありません。
まばたきと涙の基本
日本眼科医会は、涙は目の表面をうるおし、角膜や結膜に水分や栄養を補給し、保護する働きがあると説明しています。普段の涙は、まばたきのたびに少しずつ出て、目の表面を守っています。
画面をじっと見つめる時間が長くなると、まばたきの回数が減り、涙が目の表面から蒸発しやすくなるとされています。目が乾く、かすむ、ショボショボする、ゴロゴロする、充血する、見えにくいといった感覚がある時は、「疲れているだけ」と決めつけず、乾きや目の表面の不調も含めて確認しましょう。
ドライアイと眼精疲労を混同しない
日本眼科学会は、ドライアイを、涙の性質が失われて涙が崩れやすくなり、目の不快感や見えにくさを生じる病気と説明しています。症状は乾きだけでなく、かすみ、まぶしさ、疲れ、痛み、ゴロゴロ感、赤み、涙、目やになど幅広く出ることがあります。
また日本眼科学会は、眼精疲労について、目の症状だけでなく頭痛、肩こり、吐き気などの全身症状が出て、休息や睡眠でも十分に回復しない状態と説明しています。ドライアイ、度の合わない眼鏡、老視、緑内障、白内障、PCやスマホ使用など原因は複数あり、自己判断だけで分けることはできません。
仕事中に見直す3つのポイント
1. 休憩を「目の休憩」にする
厚生労働省の情報機器作業ガイドラインでは、一連続作業時間を1時間以内にし、次の連続作業までに10分から15分の作業休止時間を設け、作業中にも1回から2回程度の小休止を設けるよう示されています。休憩中にスマホを見ると、近距離の視作業が続くため、目の休憩にはなりにくい点に注意します。
2. 画面の高さと距離を整える
同ガイドラインでは、ディスプレイとの視距離はおおむね40cm以上を確保し、画面の上端は目の高さとほぼ同じか、やや下になる高さが望ましいとされています。画面が高すぎると目を大きく開けやすく、乾きが気になる人には負担になることがあります。
3. 空調とコンタクトレンズを確認する
日本眼科学会は、低湿度、エアコン下、送風、長時間画面を見ること、コンタクトレンズ装用をドライアイの危険因子として挙げています。風が顔に直接当たらないようにする、加湿や換気を見直す、コンタクトレンズでつらい日は眼鏡に替えられるか確認する、といった調整が現実的です。
眼科へ相談する目安
目の痛み、強い充血、急な見えにくさ、片目だけの異常、ゴロゴロ感が強い、涙や目やにが多い、コンタクトレンズ装用中に不調がある、休息や睡眠でも回復しない、症状が何日も続く場合は、セルフケアやサロン利用の前に眼科などの医療機関へ相談してください。
日本眼科医会は、目の疲れ、痛み、乾き、見にくさなど違和感がある場合は放置せず、眼科専門医を受診するよう案内しています。症状がある時に、錦糸町や大阪京橋で近いサロンを探す場合でも、まず医療機関へ相談すべきサインがないかを確認しましょう。
サロン利用を考える前の判断基準
- 乾き、痛み、充血、見えにくさがある時は、サロンではなく眼科相談を優先する。
- コンタクトレンズ装用中の不調は、自己判断で長時間装用を続けない。
- 目薬を使う場合は、添付文書や医師・薬剤師の指示を確認する。
- 医療上の不安がないと確認でき、画面から離れて目を閉じる時間を取りたい時に、リラクゼーションとしてサロンを検討する。
- 「視力が回復する」「ドライアイが治る」などの効果保証をうたうサービスには注意する。
視力改善アイケアサロンは、EMSと手技を組み合わせ、スマホやPCから離れて目を閉じる時間をつくるリラクゼーション・美容目的のサロンです。診断、治療、視力検査、眼圧検査、眼底検査、目薬や眼鏡の処方、視力改善や視力回復の保証は行いません。店名の「視力改善」はブランド名称であり、施術効果を保証する表現ではありません。
あわせて読みたい関連記事
- 目が乾く・ゴロゴロする日のセルフチェック:乾きや異物感がある日の確認ポイント。
- PC作業で目が疲れる人へ:画面距離、明るさ、文字サイズの整え方。
- コンタクトレンズで目が疲れる・乾く人へ:装用中の不調と外す目安。
表示と情報の扱いについて
消費者庁は、健康保持増進効果などについて、実際と異なる、または著しく人を誤認させる表示に関する制度情報を公開しています。本記事でも、サロンケアでドライアイが治る、眼精疲労が改善する、視力が回復する、といった保証表現は行いません。
本記事は一般的な情報提供です。症状の診断、治療方針、検査、薬や眼鏡・コンタクトレンズの選択は、眼科などの医療機関でご相談ください。
よくある質問
まばたきが少ないと、なぜ目が疲れやすくなりますか?
まばたきは涙を目の表面に広げる働きがあります。画面を見続けてまばたきが減ると涙が蒸発しやすくなり、乾き、かすみ、ゴロゴロ感、疲れを感じやすくなることがあります。
仕事中にできる現実的な対策は何ですか?
画面作業を1時間以内に区切り、次の作業までに10分から15分の作業休止時間を取り、作業中にも小休止を入れます。休憩中は別の画面を見ず、目を閉じる、遠くを見る、意識的にまばたきする、画面位置や空調を見直すことが現実的です。
まばたきを意識してもつらい時はサロンでよいですか?
目の痛み、強い充血、見えにくさ、ゴロゴロ感、症状の長期化、コンタクトレンズ装用中の不調がある場合は、サロンではなく眼科相談を優先してください。視力改善アイケアサロンは医療機関ではなく、診断・治療・視力検査・視力改善の保証を行いません。
参考情報
- 日本眼科学会「ドライアイ」
- 日本眼科学会「眼精疲労(目の疲れ)」
- 日本眼科医会「パソコンと目」
- 厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドラインについて」の一部改正について
- 消費者庁「健康増進法(誇大表示の禁止)」
参考情報は2026年8月12日に確認しました。医療・制度情報は更新される場合があるため、症状がある場合は最新情報を確認し、眼科などの専門機関へご相談ください。