この記事の要点

  • ドライアイでは、乾き以外に異物感、目が開けにくい、疲れる、何となく見えづらいなどの訴えもあります。
  • 悪化要因として、エアコン、コンタクトレンズ、コンピュータなどの画面作業が挙げられます。
  • 痛み、強い充血、急な見え方の変化、症状が続く場合は、サロンではなく眼科へ相談してください。
  • 当サロンは医療機関ではなく、ドライアイの診断・治療・視力検査・視力改善の保証は行いません。

この記事の結論は、目の乾きやゴロゴロ感がある日は「乾燥した環境」「コンタクトレンズ」「画面を見続ける時間」をまず確認し、症状が強い・続く・見え方が変わる場合は眼科で相談する、ということです。サロンケアは休息やリラクゼーションの選択肢であり、ドライアイの治療ではありません。

ドライアイは「乾く」だけとは限らない

日本眼科医会は、ドライアイでは「乾く」という訴え以外にも、ゴロゴロする、目が開けにくい、疲れる、何となく見えづらいなどの症状がみられると説明しています。日本眼科医会の別資料では、目の疲れ、重さ、熱さ、異物感、充血なども挙げられています。

つまり、「涙が少ない気がする」と自覚していなくても、目の表面の不調が関係している可能性があります。ただし、これらの症状だけで原因を決めることはできません。自己判断で長く様子を見るより、繰り返す場合は眼科で確認することが大切です。

今日できるセルフチェック

1. エアコンの風と湿度

低湿度、低温、送風が顔に直接当たる環境では、涙が蒸発しやすくなり、乾きや違和感を強めることがあります。席の向き、風向き、加湿、休憩場所を見直しましょう。

2. コンタクトレンズの装用状況

コンタクトレンズは涙の膜の安定に影響し、長時間の装用や画面作業と重なるとつらさを感じやすくなることがあります。違和感がある日は無理に使い続けず、装用時間、レンズの状態、眼鏡への切り替えを検討し、必要に応じて眼科で相談してください。

3. 画面を見続ける時間

パソコンやスマートフォンを見つめる時間が長いと、まばたきが減り、涙が目の表面から蒸発しやすくなります。作業の区切りで視線を外す、ゆっくりまばたきする、数秒目を閉じるなど、画面を見ない小休止を入れましょう。

4. 就寝前の光と休養

厚生労働省は「健康づくりのための睡眠ガイド2023」に基づく情報で、良い睡眠には光・温度・音などの環境づくりが大切だと紹介しています。就寝前は明るい画面を長く見続けるより、目を閉じる時間や睡眠の準備を優先しましょう。

セルフケアで様子を見ない方がよいサイン

サロン利用より先に眼科へ

目の痛み、強い充血、急なかすみや視力低下、物が二重に見える、片目だけの異常、光が極端にまぶしい、目やにや異物感が続く、コンタクトレンズ使用中の強い違和感がある場合は、眼科へご相談ください。

日本眼科学会は、異物感が続く場合には眼科医への相談を案内しています。ドライアイ以外にも、結膜や角膜の病気、コンタクトレンズ関連のトラブル、別の目の病気が関係することがあります。

サロンでできること・できないこと

当サロンが予定している目元ケアは、目を閉じて休む時間をつくり、目元・こめかみ・首肩周辺をリラクゼーション目的でケアするものです。画面から離れて過ごす時間を持ちたい方には、休息のきっかけとして検討できます。

一方で、当サロンは医療機関ではありません。ドライアイ、眼精疲労、結膜炎、角膜の病気などの診断・治療、視力検査、眼圧検査、視力の改善や回復の保証は行いません。店名に「視力改善」とありますが、これはブランド名称であり、施術効果を保証する表現ではありません。

迷ったときの選び分け

表示と情報の扱いについて

消費者庁は、健康保持増進の効果について、実証されていないにもかかわらず効果を期待させる表示が問題になり得ることを案内しています。本記事でも「ドライアイが治る」「視力が回復する」といった表現は行いません。

本記事は一般的な情報提供です。症状の診断や治療方針の決定は、眼科などの医療機関で行ってください。

参考情報